言語と国境

織田信長の時代、尾張と京都では言葉が通じなかったって。で、明智光秀はその通訳から成り上がったそうな。

そりゃ交通機関もなく、生まれた土地で一生農業だけしてる社会なら、まーそーなるよね。

 

でもそれから400年も経って、

なんやかんやいざこざもあって、

ラジオ、テレビなんかのテクノロジーも相まって、

1つの言語でコミュニケーションに不自由しない1つの国になりました。

 

この先は?

グローバル化の方向性戻らないよね、きっと。

どんどん物理的な国境の敷居は低くなってく。

テクノロジー、サービス、商品販売もグローバル化してく。

世界中の人が日本に入ってくる、日本の人も世界に出ていく。物理的にもvirtualにも。

すでに、ITの世界では、1着の服を買うのに、日本とアメリカと中国の売り手が並んでて、買い手は売り手の国籍を意識もしてない、なんて光景は当たり前だしね。

 

その先にあるのは、70億人(90億人?)の入り乱れ。

そうなったら、70(億人)分の1(億人)のローカル言語がメインになるはずもないよねー。

世界標準になるのは英語?中国語?

最先端の科学論文とかITのデファクトスタンダードとかみてると、やっぱ今は英語がそのポジションにいちばん近いんだろうな。

早く公用語をグローバルスタンダードに合わせてかないと、

日本ローカル言語しか話せない人は、接客のバイトもままならなくなる時代も、もうそこまで来てんじゃないかなぁ。

 

てか、ぶっちゃけもうすでに国境とか国籍にたいした意味はなくて

あるのは言語の壁だけで、

日本語が通じるエリアが日本、日本語しか喋れないのが日本人、てだけのことなのかもしれない…。

言語の壁を変えられた人だけが、自由に国境を越えられる…。

だとしたらこの先、ローカル言語しか話せない人を待つ世界は??